大学生じゃあるまいし

風邪を引いた。おい、風邪を引いたぞ。しかも巷を騒がせている(いた?)コビッド19です。おいおいおい勘弁してください。知らないうちに、体の中に、いる。信じられない。大学時代、酔っ払った友達がフラッと寝床を求めて急に部屋に来る感じで、突然来た。…

たゆたう

年明け早々めでたいことに、友人に子どもが生まれた。先日の日記を読んでくださった方ならわかるかもしれないけれど、飲み会の集合時間に4人中3人が間に合わないかもしれないと言っていた中で、唯一時間通りに来たしっかり者の彼である。その彼に子供が生ま…

雪が降ったらそれはもう最高

クリスマスですね。年の瀬となり、なんやかんやと忙しい中でも「あーそろそろ今年が終わるなー」という気持ちが知らず知らずの間に湧いてくる時期です。早すぎんか一年。こないだハッピーニューイヤー!!!って言ってませんでした?大丈夫?こわくない?い…

短い夜

先日の飲み会についてまた書いてみるのだけど、とある日、北は仙台・南は岡山から人々(4人)が集結して京都タワーにある居酒屋へ向かうことになっていた。当日朝、飛行機から降りて駅へ向かうシャトルバスの中で友人に「そろそろつくよ」的な連絡を入れると…

トンツートン

今月の半ば、大学時代の友人と飲む機会があった。誰の得にもならない情報だけれど、正確に言えば中学生の頃にインターネットを通じて知り合った人と大学時代に初めて会って、その縁で彼の仲間たちとも今も仲良くさせてもらっている、そういうふうにしてでき…

ともしび

唐突なんですけれども、ひょんなことからご縁をいただいて今日とある大学で突然授業をぶち上げてきました。大学で働く友人が「心理学とキャリアについて話してくれない?」と声をかけてくれたのがきっかけで、私なんぞ人前でお話しできるようなものは何も持…

海の見える窓辺から

齢を重ねた時に好きな場所に住めるなら、坂のある海辺の街がいい。坂は街の表情を作る、と夫が言っていたのを聞いて、素直にめちゃくちゃ納得したからである。海については昔行ったポルトガルのリスボンの景色が脳や目に焼き付いていて、あれは現地の雰囲気…

衣食足りて礼節を知る

みなさん、いかがお過ごしですか。こんにちは、こんばんは、私です。いかがお過ごしなんですかねぇ皆さん。うかうかしてたら年が明けていました。その意味の割に愉快な、あるいは人を苛立たせるような響きですね「うかうか」。でもうかうかしていたら年が明…

時刻表

いつだったか、スポーツ飲料のCMで「大人でいる時間は長い」といったようなことを言ってたことがあった。これって本当にマジでそうで、大人になってからの方が人生は長い。そんなことちょっと考えれば分かりそうだけど若い当時は気が付かないようで、私自…

「働く」ということ

世の中の主婦たちの愚痴を煮詰めて抽出したとして、その要素に「社会生活を営む上での夫と妻の家庭労働の不均衡」が絶対にある。と思う。あってくれ。 これはマジで、夫と妻のどっちが偉いとかすごいとかいう話ではない。それは大前提と言うか、社会で働いて…

「心理士」という肩書や自分の生き方、考え方について

これはもう常々というか、結構ずっと思ってきたことなんだけれど、私は「勉強してきたフリ」がめちゃくちゃ上手い。上手いというか、語弊がある表現だとは重々承知だけど、学歴とか持っている資格などなどで「勉強してきた人っぽい」感じがある。もちろんそ…

父が亡くなった時のこと、母の迷いについて。

父が亡くなったときのことについて、ほろ酔いだけれども思うことがあったので少し書き留めておきたい。 あれは7年ほど前になるけれども、父が亡くなった時、正確には亡くなる3,4日前まで、私たち子どもは「具合が悪くて入院している」ということ以外は、父…

呪い

今から数年前、しばらくの間ドイツに住んでいたんだけど、こういうご時世になると余計に「あれは夢だったのか…?」と思えてくる。住んでいた当時は毎日を過ごすことに精一杯であんまり余裕もなかったけど、帰国して数年経つと「あれはあれで、良い時間だった…

虎になる・2

中学生のころからブログを書いているので、下手をすると20年くらいインターネットの海に無価値な文章を放流している計算になります。酔っぱらったついでに昔の記事を読み返していたんだけど、エッモエモでした。死ぬかと思ったぜ。でも、当時の一生懸命な感…

すり込んだあとネトネトする系のやつには何が入ってるの?

息子(2)に「おててスリスリするよ!」と言うと自分から手を出してくるので、そこにアルコールを吹き付けるとこれまた自分からスリスリと手に揉み込みます。コロナ禍の子供ッッッ!!!!お前たちに未来は頼んだぞ!!!!!!

言葉を引き受けるということ

この世に生れ落ちて幾ばくかを過ごしてきたわけですが、これまでアイドルや俳優のような男性芸能人に夢中になったことがない。中高生の頃にお愛想的な感じでどのグループの誰それがかっこいい、というようなことを言ってみたこともあったけれど、「かっこい…

一度だけの関係

あれほど好きだった音楽サイトにアクセスしなくなったのは、子供が生まれて自分の時間など二の次になって、文字通り精神力も体力も家事と育児に全振りするようになったからだと思う。好きだったライターの記事も読まなくなり、毎日子供を無事に寝かせて少し…

大学生のその後

私の悪いところは、酔うと誰かに連絡をしたくなるところだ。ところがこれを書いているのは午前3時過ぎ、そんな時間に起きている奇特な友達もいなければ、さすがに3時過ぎに誰かに連絡をして良いと思えるわけでもない。私は三十路を超えたのです。三十路を超…

一日のうちで一番どうでもいいことを考える瞬間っていつですか。私は子供の寝かしつけをしている時です。スマホをいじったりお喋りしたりできないので、残された娯楽としてめちゃくちゃどうでもいいことを考えてます。 先日はカーテンのかかっていない窓を眺…

窓とワイン

理由は分からないけれど誰かに手紙を書くという行為が好きで、Instagramで「誰かペンパルになろっぜ!」という謎の募集をかけたらオランダに住む義姉が手を挙げてくれた。オランダにお手紙なんてシャレてる!と、やったーと思っていた矢先、なんと義姉の方か…

bkbk

どうぶつの森ファンとしてはあつもりをしたいんだけどSwitchは品薄らしいし、今こそ64と「がんばれゴエモン ネオ桃山幕府の踊り」を買ってプレイすべきなのではないか。当該のゴエモンがでた時はコントローラーパックなるものがないとセーブが出来なかったん…

お酒が好きで、しばらく子供が寝静まってから飲酒することが楽しみだったんですが、一昨日くらいから「アルコールで脳を痺れさせる、この行為いったい何?」と思い始めました。ほんと何??? ダウンタウンのまっちゃんが「枯草に火をつけて煙を吸って、それ…

虎になる

昨日の今日であれなのだが、今日むかしの知り合いの訃報を知った。知って、あぁそうなんだ、と言った。思えば母からの電話で父の死の知らせを聞いたときも、口からついて出た言葉は「あぁ、そう」だった。そうなのだ。ただ”そう”なのだ。難しいことは分から…

後頭部

アジサイが好きだ。父が亡くなって火葬場に行くときの、曇りがちな空の切れ目から射した光に照らされていたあの日のアジサイが、父がよく着ていたブルーのシャツと同じ色だったからだ。アジサイ、紫陽花。漢字の方が何となくしっくりくるね。ブルーの紫陽花…

サービス終了のお知らせ

今日もまだ色々とすべきことはあるのだけど、全部を放り投げてお酒を飲んでいます(風邪気味だというのに)。酔いに任せて誰にも言ったことのない話を書いてみようかな、なんて。そういうのって何かわくわくするじゃないですか。 とか言って、もったいぶった…

いつだって

毎日同じようなことをして過ごしていると、目の前の生活がずっと続くような錯覚にとらわれる。自分は永遠に大学生で居るような気がしていたのに、いつの間にかしっかりと卒業の時期がやって来て、ああこうして大人になるのかと強烈に感じたことを思い出した…

失くしたピアスは見つからない

前回は威勢のいいようなことを記したけれど、相変わらず私は「夫の妻」で「子の母」という立ち位置でいます。これはこれでとても幸せなことだと自覚している反面、仕事をしている友達や自由に飲み歩く独身の旧友のSNSを眺めては、うらやましさとも嫉妬ともつ…

時は初夏、蝉の声

多分これまでに同じようなことが6億回くらい言われてきていると思うんですが、親(特に母親?)は、「親」になった瞬間、個としての在り方が限定的になってしまうよね。自己実現や気分で集まる飲み会のことを封印して、「親」として子供を育てることに注力す…

先天性小腸閉鎖症 その後

前の記事の追記です。 先天性小腸閉鎖症を抱えて生まれてきた息子は、ただいま1歳2か月と半月、元気に大きくなっています。 最近では自我が出てきてイヤイヤもするようになりました。 生れてきた時にはあんなにヒヤヒヤしたのに、今では毎日あっち行ったりこ…

先天性小腸閉鎖症の話

あれよあれよという間に時間が流れ、ドイツから日本へ帰国しました。 前回日記を更新してから色々あったのだけど、それは次回以降に譲ることとして、表題のことについて記録しておきたいと思います。 ***** このことを書こうと決めたのは、息子がこの疾…